こんにちは♪姫路市で創業以来42年(令和7年現在)こだわり塗装のほりちゃんの2代目代表親方・堀博之です。今日もお家を大切に守る塗装の知恵をお話いたしますね。
今回のお話は「外壁塗装で失敗しないための色選び」について、職人歴29年の私がご説明させていただきますね。

失敗しないための色の選び方
外壁塗装で最も頭を悩ますのが色選び。
好きな色を選べば良いというものでもなく、一度選んでしまうとなかなか変更できないので、一度きりで満足のいく色を選びたいものです。
色選びにはポイントがあり、それを押さえておくことで失敗しない外壁の色を実現できます。色選びでお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
1.色見本と実際の仕上がりの違いを考慮する
色の見え方は、面積により変わってきます。小さな面積(色見本)と大きな面積(外壁)を比較すると、色見本では色が濃く見えた色が、実際に外壁に塗ってみると薄く見えてしまうというものです。これらは全て目の錯覚ですが、この事実を知らないと「実際に塗った色が見本と違う」ということになってしまいます。
業者がよく使用する色見本に「日本塗料工業会」が発行している色見本(ポケット版)というものがあります(写真下)。この小さな色見本では家全体のイメージがしにくく、できればA4サイズ以上の見本板を太陽光がある状態で確認しましょう。

2.周囲の環境と調和する色を選ぶ
外壁を好みの色だけで選ぶのは少しお待ちください。外壁を他の住宅とは雰囲気が全く異なるようなものを選んでしまうと景観を損なってしまう可能性があります。
外壁の色を選ぶ際には、一度近隣の外壁の色を見て回るというのがとてもおすすめです。
近隣の外壁の色を見ることで、どのような色にしたいかイメージが湧いてきます。
気に入った色で色見本を作ってもらい確認するとよいでしょう。
3.カラーシュミレーションを多用しない
最近では外壁カラーシュミレーションを画面上で見ることが出来て、とても便利になっています。実際に当店でもイメージを掴んでいただくために利用しております。

しかし、画面に映っているカラーシュミレーションは実際の色とは異なることの方が多く、あくまでも仕上がりイメージとして捉えましょう。さらに付け加えると、画面上で艶のあり、なし等の「艶感」は表現できませんので注意が必要です。
4.流行だけではなく、長く飽きない色を選ぶ
もちろん人気の色や流行の色を確かめておくと、失敗しにくい傾向が高いです。
ただし、人気の色は他の住宅と色合いが似てしまうことや流行の色は流行が過ぎると過去のものと見えてしまうということもあります。
10年〜15年先を見据えた、飽きのこない色を選びましょう。
5.たくさんの色を使いすぎない事
色々と気に入った色が出てきた場合、今度はその配色にも悩まされることでしょう。
外壁塗装で色の数が多すぎると、まとまり感がない印象になりがちです。そのため、複数の色を使用したい場合でも、使用する色は3色くらいに収めると良いでしょう。

まとめ
失敗しないための「ポイント5つ」をお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
実際に塗装工事を始める前に、事前準備として「色のイメージをつかんでおくこと」は大事なポイントです。実際に「見積もり」→「塗装業者決定」→「工事着工」となると、ゆっくりと時間をかけて色選びが出来なくなくなります。
A4サイズの色見本長を作成するにも概ね7~10日前後の期間が必要となりますし、そこから色を選定していくとなると、時間が足りませんよね…(;´Д`)
失敗しない塗装工事のために、お話しした5つのポイントを参考にして頂けると幸いです。
今回は塗装工事の色の選び方についてお話してきましたが、まだまだ疑問に思う建築業界のわからない内容は沢山あります。そんなときは下記のお見積りフォームからでも結構ですので、どうぞ遠慮なくご質問くださいね。電話でも世間話をするくらいの気持ちで、お気軽にご連絡ください。
最後までご覧いただきありがとうございました(=゚ω゚)ノ
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