サイディング壁をブラックとホワイトのツートンで外壁塗装!


| 施工内容 | 内訳 |
|---|---|
| 施工場所 | 姫路市広畑区 |
| 築年数 | 16年 |
| 塗替え回数 | 一度目 |
| 工事種類 | 屋根・外塀塗装工事、雨樋改修工事 |
| 坪数(塗面積) | 120㎡ |
| 費用 | ★★★★☆ |
| 施工時期 | 2024年11月 |
| 使用した塗料 | 外壁 *スズカファイン:ウォールバリア水性無機HB+ 屋根 * 大同塗料:ハイルーフマイルドフッソクール |
| デザイン塗装 | 外壁 * ブラックとホワイトとのツートン 屋根 * ブラック遮熱塗料 |
| 保証 | 16年保証 |
| お客様のご要望 | ・傷んだ部分(雨樋・軒天)も修理してほしい ・黒い塗料で塗装したい |
屋根 施工前
築16年のコロ二アル屋根(カラーベスト屋根)。全体の色が飛んでしまい、コケも全体的に生えています。防水効果が完全に切れてしまい、かなり傷んでしまっていますね。また、棟板金もチョーキング現象が出ており、防水効果が切れてしまっています。屋根材も割れており、雨漏れしていないだけでもとてもラッキーだったと言えるかもしれません。




屋根 施工中
高圧水洗浄
まず、塗装の前に高圧洗浄機を使用して、コケや汚れ、黒ずみ、旧塗膜等をしっかり落としていきます!高圧洗浄でしっかりと旧塗膜や汚れを落としておくことで、塗料の密着性を良くする効果を発揮できるからです。また、高圧洗浄機は防音型で、騒音や汚染水の飛散などを防止して、ご近所へのご拝領も欠かしません。

下塗り
全体を高圧洗浄したら、このように、サッパリした感じになりますね。次には、棟部分(棟板金と言います)から錆止め塗料を塗っていきます。赤い塗料ですね。(写真下)錆止めを塗装する前には板金のケレン作業(旧塗膜が残っていれば除去する作業です)も欠かせません。

屋根板金部分の錆止め塗装が乾燥したら、今度はジョイント部分にコーキングを増し打ちしていきます。通常シリコンでシーリングしてあることが大半ですが、それでは塗装の密着性を低下させてしまうので、塗装をする際には変成シリコンを使用します。(写真下)

コロニアル屋根部分の下塗りは写真下のとおり。プライマーというグレー色(各メーカー、各材料で違いがあります)に近い塗料を塗ります。しっとりとするところまで塗っていきます。
しかし、コロ二アル屋根が紫外線でパリパリに乾いてしまっているようで、なかなかしっとりとまではいきませんね~。だから、タップリ、タップリ、塗るのです。実は、これが大事なのです。

中塗り
そして、次は、いよいよ中塗りです。今回は、お客様が選んでくれた黒ですね。使用した塗料大同塗料さんのハイルーフマイルドフッソです。最高級塗料なので、きれいに仕上がりますね。しかし、傷んだ屋根の場合には、屋根材に吸い込まれていく分があるので、たくさんの塗料を使うのです。(写真下)

仕上げ塗り
そして、いよいよ仕上げ塗りです。中塗りでしっかりと塗ったのに、経年劣化しており、傷みが激しい場合には、中塗りでもまだ下が透けてしまうように見えますね。そこで、もう一度、タップリと仕上げ塗りをします。

外壁 施工前
築16年の外壁(サイデイングボード壁)とシーリングの様子です。シーリングは紫外線と雨風により劣化しており写真下にもあるように、そりあがっている状況でした。
外壁材にもコケが所々見受けられることから、防水性能が低下していることがよくわかります。




外壁 施工中
高圧水洗浄作業
外壁材も屋根と同時に高圧洗浄機を使用して、きれいに洗っていきます。もちろん防音型ですので音は静かな方ですが、それでもやはりエンジン音がします。作業前にはご近所様へあいさつに伺い、ご協力をお願いしております。

養生作業
養生作業は、塗装しない部分を汚さないようにするための作業です。窓や玄関ドアなどをマスカーという商品を用いて行います。昔はビニールの代わりに新聞紙を使用していた時代もありました💦
養生の際にはテープをまっすぐに張ることにより、塗装する部分としない部分の境界に直線が生まれます。これが塗装工事をきれいに仕上げるコツの一つです。

シーリング増し打ち
今回の現場では窓廻りや入角と呼ばれる箇所は増し打ちで対応いたします。理由はどちらの箇所もシーリング材を完全に取り切れないからです。中途半端にカッターを入れてシーリングしても、やがて縁を切ってしまうからです。もちろん各現場状況でこれは変わりますので、必要に応じて打ち替えする場合ももちろんあります。
プライマーの塗布が終われば、次はシーリングの増し打ちを行っていきます。

増し打ちで今回使用したのは「オートンイクシード」です。期待寿命が20年以上とのメーカー発表がある注目のシーリング材です。

下塗り
腰から下のサイデイングボード壁部分には特殊加工がしてあったので、特殊加工用のシラーを使用しております。このたびも外壁材を見極められず、適合しない部材で塗装すると数年後には剥離の原因となりますので注意が必要です。

写真下のメインのサイデイングボード壁には特殊加工がされていなかったので、水性の下塗り材を使用しました。

中塗り・上塗り
下塗り塗装が終われば、十分に乾燥させてから中塗り・上塗りを行っていきます。下塗りと中塗り・上塗りの工程は同じ日にすることはありません。塗料の技術開発が発展してきて、塗装間隔も短くはなってきていますが、こだわり塗装のほりちゃんでは、お施主様に一日一日の工程を目で見て確認して頂くことも踏まえて、一日一工程を推奨しております。



付帯塗装
軒樋、シャッターボックス、土台水切りなどを塗装していきます。錆止め塗装後に中塗り・上塗りと3工程行います。


施工後!
ご覧ください!あのパリパリコロニアル屋根が、すっかり元通りの屋根に戻りました!


違う角度からもご覧ください!築16年のコロニアル屋根が、すっかりと、塗装職人の手塗りで元通りになりました!今回は3回で完成しましたが、3回でもまだ完成できないこともあります。(業界語では、”止まらない”と言いますが、どんどん屋根に吸い込まれれしまっていく状態です)そんなときに、『こだわり塗装のほりちゃん』では4度目の塗装をするこがあります。もちろんそれで追加料金を頂くということは御座いません。
あんなに傷みがあった屋根も、塗り替えをすることで、立派でおしゃれな印象になりました!


施工後、1か月目には点検を行っております。1年~10年点検が施工内容別についております。


「今回は、当店ではじめての塗装工事でしたが、ご信頼くださり、誠にありがとうございました。またGoogleにも評価をいただき、重ねてお礼申し上げます。
塗装工事業は、塗装をしてからが本当のお付き合いの始まりですので、これからも、何か気になったことが出てきましたらなんなりとご連絡くださいね。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。」
代表親方 堀 博之
塗替えをお考えの方は、ぜひ塗装職人直営店のこだわり塗装のほりちゃんをお尋ねくださいね。











築16年。今年の雹被害で雨樋が破損してしまい、雨樋交換とともに外壁塗装も考えておりました。最初に見積もりを依頼したときの対応がとても好印象でした。また現地調査時の各担当業者の方も丁寧だったため、こだわり塗装のほりちゃんに決めました。